これからキャンプを始めようかなぁと言う方から「キャンプ代ってけっこうかかりませんか?」とご質問をいただきました。
まだまだ頼りないであろう当ブログにご質問くださりありがとうございます!
(ご質問者さまからご了解をいただいております)
実は管理人も常々思っていました。
『年間50泊だなんて費用はいくらかかってるの?』って。
1泊1万円使うとしたら50万円ですよね!
趣味に年間50万円なのか?生活費の一部なのか?
キャンプのお金事情気になりますよね。
これからキャンプを始めようかなと言う方の参考にもなれればいいなと、「キャンプ」のことから「キャンプのお金」、そして、わが家の”サラリーマンキャンパー”のお金事情をまとめてみました。
◇キャンプ場でキャンプしなくてはいけない
お金の話の前に、なぜキャンプ場を使うかについてです。
日本の土地は、いずれの場所も所有者がいます。(不動産登記法)
なので「あの草原いいな」とか「この川岸いいな」と、気に入った所で自由にキャンプをすることが出来ません。
土地の持ち主に許可をもらう必要があります。
(個人だったり国や都道府県市区町村だったり)
必ず許可がもらえるとは限らないですし、許可をもらう作業が面倒だったりするので、『キャンプ場』を利用する方が便利で安心というわけです。
◇キャンプのリーズナブルさ
『キャンプはお金のかからない、リーズナブルな趣味』
そんな言葉を見かけたりしますが・・・。
ホテルや旅館の1泊利用と、キャンプ場代の比較なら、キャンプ宿泊の方が少ない金額になることが多いと思います。
たしかにキャンプ場は、利用料無料からあります。
1万円以上のキャンプ場ももちろんあります。
ホテルや旅館で、1泊2食付き、おとな2人で1万円台は中々ないでしょうから、やっぱりキャンプはリーズナブルって思えてしまいますよね。
1万円のホテルや旅館を見つけられたお得ですが、お部屋や食事のグレードはどうなの?って心配になりますし、わが家は、清潔感がなかったり、非日常を感じられなさそうならパスしてしまいます。
キャンプは、宿泊費が無料の所あるが故『キャンプはリーズナブルな趣味』って感じるのかなと思います。
でも本当にリーズナブルなのでしょうか?
◇キャンプの出費項目を数えてみた
キャンプ場は利用料無料のところからあると言っても、これは「1泊する場所代」だけのこと。
実際は、キャンプ場代のほかに、持参する道具代や食材費。ガソリン代や高速料金などなど。
なんだかんだと出費項目があるのがキャンプなのです。
キャンプ道具や、ガス缶、炭などの買い足しがないとしても、1泊2日のキャンプで15,400円ほどになります。
・キャンプ場サイト料
区画サイト、フリーサイトと色々ありますが、基本的に1サイトもしくは1グループごとに料金設定されています。
数百円代から、1万円を超えるなど金額幅が広いです。
・キャンプ場利用料
「おとな1人〇〇〇円」の様に設定されている料金です。
キャンプ場の入場料や施設利用料の名目で設定されていることが多いです。
キャンプのことを全然知らなかった頃は、なんでこの料金設定があるのか不思議でした。
「キャンプサイトの中に何人いてもいいじゃない?」と思いました。
サイト料だけで採算が取れないのなら、サイト料に加味させておけばわかりやすいのにとも思いました。
サイト料5000円+おとな1人1000円くらいまでを基準にキャンプ場を選んでいます(*‘∀‘*)
サイト料1~4000円や、おとな1人500円前後は、うれしくなってしまう料金設定です。
・食事の回数分の食材費
1泊2日のキャンプだと、1日目の昼と夜、翌日の朝の3回分の食材が必要です。
おやつやデザート、飲み物もプラスします(*‘∀‘*)
道の駅や観光地などで、お買い物をしているとあっという間に膨らむ費用です。
・燃料
ホームセンターやコンビニで手軽に購入できるカセットガス(CB缶・しーびーかん)は比較的低予算ですが、OD缶(おーでぃーかん)は、CB缶より大体3倍~になります。
キャンプギアの燃料タイプは揃えておくとお得で便利です。
ランタンの燃料だけがパラフィンオイル、または充電式電池です。
真冬にはストーブ用の灯油が加わります。
わが家はキャンプの度に焚き火をするのでメイン費用の1つです。
薪はキャンプ場で300円~1500円位の価格帯で販売されていることが多いです。
薪ストーブ販売店でお得な大量購入をしています(*‘∀‘*)
自宅にストックしておき、使いたい分だけキャンプ場に持って行きます。
炭火焼肉って本当に美味しいですよね!
夫婦キャンプなので、ピラミッドグリルで少しずつ使用する程度なのでたまに年1回位の買い足しです。
・交通費(車費用)
高速道路などの有料道路利用料金。
キャンプ場によっては”車1台1000円”など、車両乗り入れ代がかかることもあります。
ガソリン代やメンテナンス代などの費用も含みます。
わが家は下道を走って町並み観光や自然景観などを楽しんでいます。
観光地や道の駅など、とっさの寄り道も気軽に出来ます。
・その他
キャンプ場内のお風呂やシャワーが有料の場合があります。
キャンプ地の温泉施設に立ち寄ると、1人500円~2000円くらいの予算が必要です。
その他にも、キャンプ場のステッカーやグッズを購入したりなどのおみやげ代。
観光で使う費用も予算のうちです。
温泉施設は下調べをして、1人600円前後の施設に目星をつけてキャンプに行きます。
◇キャンプの簡単予算立て
どんなキャンプスタイルをするかでキャンプ予算はかなり変わってきます。
以下の4タイプならどれにあてはまりそうでしょうか?
大雑把に例を挙げてみましたがいかがでしょうか?
他にも色んなキャンプスタイルがあると思います。
そして、キャンプスタイルごとにキャンプ費用の差がかなりありそうですよね。
やりたいキャンプスタイルが定まれば、予算立ては簡単になります(*‘∀‘*)
1泊あたりいくら必要なのか想像がついたら、1年間に何泊キャンプをするのか数えてみましょう。
・年10泊未満
ゴールデンウィーク、夏休み、冬休みなどの長期休みに、2泊ずつするだけで年6泊になります。
長期休みに1泊ずつと、季節ごとの祝日連休にキャンプをするスケジュールでも同じくらいになると思います。
・年10泊~15泊
毎月1泊2日のキャンプをしているだけで、年間12泊になりますよね。
長期休みや、季節ごとの祝日連休のキャンプをプラスすれば、年15泊もあっという間です。
・年20泊~
わが家は大体この辺。
1泊2日のキャンプを毎月2回していると、年24泊です。
中々キャンプに行けない月もありますが、長期休みに2~3泊ずつしているとあっという間に年20泊超になります。
・年50泊以上
毎月毎週末に1泊2日のキャンプをしていると年48泊以上に。
さらに連泊キャンプをしていれば、あっという間に50泊キャンパーです。
何泊キャンプをしたいですか?
具体的な数字を把握しましょう
◇キャンプ費用の確保方法*サラリーマン
サラリーマンキャンパーのキャンプ費用確保は、「積立」が一番確実だと思います。
積立方法はいたって簡単です!
毎月給料が入ったら「キャンプ積立」としてお金を専用のポーチに貯めていきます。
わが家は、1泊15000円×年20泊=30万円の予算で計算中(*‘∀‘*)
単純計算で毎月25000円の積立で実現できる予算です。
キャンプ場は現金払いのところが多いので、現金で積立しておくと便利です。
キャンプ専用ポーチで積み立てています(๑′ᴗ‵๑)
◇おわりに
キャンプ道具がそろっている状態での、キャンプにかかるお金のおはなしでしたが、いかがでしたでしょうか。
キャンプ道具を揃えてからキャンプを始めるとなると、一度に10万円以上の出費が必要になるかもしれません。
だからと言って、キャンプ道具を揃える為の貯金をしてからキャンプを始める必要はありませんよ(*^^*)
*キャンプ場のレンタルのうまい使い方*
持っていないテント、寝具、調理アイテム等をレンタルしてみます。
実際に使ってみると、使い勝手やどんなものが欲しいと思うかが確認できます。
後悔しないキャンプグッズのお買い物が出来ます☆
キャンプ場でレンタル出来るアイテムはとてもたくさんあるのに驚かれると思います。
扇風機やストーブ、ホットカーペットのレンタルがあることにびっくりしました(*’▽’*)
わが家も最初は”アウトドアコーヒー”をするだけが目的だったので、最初からテントを持っていたわけではありません。
ネットには「キャンプ スタイル」と検索すると、キャンプスタイルを紹介するサイトがたくさん出てきます。
どんなキャンプをしたいか考えるのにとても参考になります。
キャンプに行き始めると、まわりのキャンパーさんたちの姿も参考になり楽しみの1つになると思います♪
無理なく余裕のあるキャンプがお楽しみいただけますように☆彡