犬連れキャンプの虫よけに「蚊取り線香」は使える?使えない?蚊取り線香の選び方もご紹介

夫婦キャンプの蚊よけには、いわゆる緑色の蚊取り線香で大丈夫です。

このページのトップ画の様にペグにひっかけて使います。

風上と足元に複数個差しておけば、焚き始めたとたんに蚊の気配がなくなります。

 

管理人は蚊取り線香の煙でむせます( ;ㅿ; )

 

立つ位置、座る位置を間違えると一大事です。

 

人間がむせちゃう蚊取り線香の煙は、犬に大丈夫なのかな?って思いませんか。

そんな蚊取り線香についてのおはなしです。

 

キャンパー御用達になった蚊取り線香

キャンプの蚊取り線香と言えば、児玉兄弟商会さんのパワー森林香

多量の煙で殺虫ではなく虫よけをします。

 

林業や農業などのプロの方が利用されている製品です。

効果絶大なプロ御用達アイテムは、キャンパー御用達にもなってしまった優れものです。

 

とは言え、犬連れキャンプで使って大丈夫なのでしょうか?

 

森林香の種類

まずはこちらがパワー森林香です。
屋外で最適に(多量の煙で)使用できる様にと分厚く太い渦巻き型になっています。

 

お馴染みの緑色の蚊取り線香よりも分厚いので、ケースを使う際にはサイズにご注意ください。

専用ケースとのセットのものは便利です。

 

パワー森林香より抑えたタイプの森林香もあります。

 

パワー森林香は、設置2時間後くらいから一定の範囲に効果を発揮してくれます。

テントやタープから少し離れた2,3ヵ所に焚いて、バリア的に使用するのがおすすめです。

気が付くとサイト内に虫がいなくなっています。

 

同じ様で実は違う蚊取り線香たち


犬連れキャンプで使えるかどうかは、成分の確認が必須です。

 

蚊取り線香は見た目は同じでも違いがある事がわかりました。

 

成分 適用害虫表示
パワー森林香 メトフルトリン ユスリカ、チョウバエ、アブ
森林香 ディート ユスリカ、チョウバエ、アブ
一般的な蚊取り線香 ピレスロイド 蚊成虫(駆除)

 

 

森林香の両製品は、適用害虫欄にキャンプで避けたい虫である「蚊」が記載されていません。
けれども、それぞれの成分「メトフルトリン」と「ディート」のどちらも「蚊・ブヨ」の殺虫忌避効果があると言われているので、森林香の両製品は「蚊とブヨ」にも効果があるのではと思います。
※製品が医薬品、もしくは医薬部外品のみ、適用害虫に蚊とブヨを記載できるとのことです

 

犬にOK?NG?気にして欲しい殺虫成分

それぞれの成分の特性は次の様になっています。

 

メトフルトリン(パワー森林香)
蚊、ブヨなどの殺虫&虫よけ効果があります。
人体に対しては安全性の高い成分と言われています。

 

ディート(森林香)
蚊、ブヨなどの吸血害虫よけ効果があります。
犬への安全性は確立していません
12歳以下の子どもが使用する場合も、保護者の指導監督のもと使用回数の制限があります。

 

ピレスロイド(一般的な蚊取り線香)
虫の神経を麻痺させ死に至らせます。
哺乳類が吸い込んでしまった場合は、体内で分解され体外へ排出されるとのことです。
防虫菊から採れる天然の殺虫成分ピレトリンに似たものではありますが化合物です。
ペット専用商品でもピレスロイドを含んでいるものがあります。

 

どれを選べばいいのか?

・わが家が選んだ蚊取り線香

殺虫成分や虫よけ成分には色々あることがわかりました。

それぞれ、虫への効果、人や犬に対しての作用が違うこともわかりました。

それをふまえてわが家が出した結果は。

愛犬との焚き火・キャンプの時は、上記の3つは使用しないこと。

 

と言うのも・・・

天然自然のお花生まれの製品を発見したんです(*ˊᗜˋ*)

 

マーガレットに似た”防虫菊“と言う可愛い花があります。

強力な殺虫&防虫成分を持っています。

この”防虫菊”を粉末にして作られた蚊取り線香です。

 

どこで購入できるのかなぁと探してみると、

なんと!パワー森林香と同じ児玉兄弟商会さんで製造されていました!

 

 

さらに調べてみると、”防虫菊”で作られた蚊取り線香は何種類も市販されていたんです。

こう言う商品こそCMしてくれればいいのになぁって思います。

 

全然知らなかった~(><)

 

こちらのかえる印は無農薬の製品です。

 

 

わが家はこちらを使用しています。

 

 

製造されている所はけっこうありました。

テレビでは本当に体にいいものは流れてきませんね。

気になることは自分で調べることが大切だと再認識しました。

・ペット用の製品で注意すること

『ペット用』と謳われる製品は大体”防虫菊の粉末”で作られています。

けれども、まれにディート(犬への安全性は確立していません)も含まれていることがあります。

『ペット用』と表示されていても、原材料成分の表示確認はしっかりした方がよいです。

 

おわりに*天然虫よけスプレーも忘れずに

蚊取り線香のおはなし、いかがでしたでしょうか?

管理人は、蚊取り線香の成分が製品ごとに違うことに驚きました。

蚊取り線香は知っていても、防虫菊のことは、焚き火・キャンプを始めてから知ったほどです。

 

その後、わが家の犬連れキャンプの虫対策は、防虫菊製の線香がメインになりました(*ˊᵕˋ*)ノ

 

さらに”天然の虫よけスプレー“を併用しています。

襲われたら一番嫌なアブには”天然の虫よけスプレー“の方が効果的でした。

 

 

 

防虫菊の天然成分で、人もワンコも、安全に楽しく焚き火・キャンプができますように☆

 

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