【DIY】自宅の水道水からフッ素を取り除く・自作浄水器

水道水を直に飲める国、日本。

そう言われ続けていますが、最近はそうでもなくなってきていると感じます。

 

塩素(カルキ)を除去は、もうほとんどの人に知れ渡っていると思いますが、もっと気にしなければならない成分が近年になって現れてきたようです。

それがフッ素です。

 

各都市の浄水場でも四苦八苦されている成分との事。

一体どの様なもので、自宅で対処が出来るのか調べてみました。

論文の様にらないようにかいつまんで簡単にまとめてみました。

 

こんな方におすすめな記事
水道水のフッ素が何か知りたい
フッ素の危険性が知りたい
フッ素の取り除き方が知りたい

 

やっかいな永遠の化学物質フッ素

もともと自然界には存在していなかった物質です。
1950年頃に誕生したと言われている人工物です。
その名も「有機フッ素化合物」。

 

永遠の化学物質と言われる理由

自然界ではほとんど分解されない
環境や人体に蓄積される特徴がある
土中に留まり続けて水を汚染する

 

ほとんど分解されない事から「Forever Chemical」なんて言われています。

 

キャンプでも多用されています

水や油をはじいてくれる超便利な物質、フッ素。

私たちの身の回りいたるところで多用されています。

この事からは「Everywhere Chemical」なんて言われています。

 

水をはじくと言ったら、キャンプグッズやアウトドアグッズにしてみれば、至る所で使われていると容易に思いつきます。

 

キャンプ中に雨が降ってきて、防水性能アップの為に使う「防水スプレー」はそのうちの1つですね。

山で使用して土中に入り、蓄積され、山や川、水を汚染するのです。

最近では、アルミニウムのメスティンに、フッ素加工したりもしていますよね。

 

世界で製造禁止・使用禁止

誕生から70年以上が経ち、世界では、製造禁止、使用禁止などが言われる様になっています。

 

禁止になった理由

環境汚染
子どもの発育への悪影響
発がん性

 

有機フッ素化合物を示す単語

PFAS
PFOS
PFOA

 

フッ素について掲載しているメディア、自治体等では、アルファベットで表記していることがほとんどです。

フッ素で検索しても出てこない時は、上記のアルファベットで検索してみましょう。

 

日本の水道水から高濃度で検出

引用元:Yahoo!ニュース
引用元:TBS

日本の一部地域では、飲み水や地下水から高い濃度で検出されています。

その為、厚生労働省では、飲み水に対しての水質管理目安の為に、暫定目標値と指針値をそれぞれ設けました。

 

各自治体の水道局などのホームページでは、有機フッ素化合物への対策状況を掲載しているところもあります。

一度、お住まいの地域を担当する水道局や浄水場のホームページをご覧になるのをおすすめします。

 

私の住んでいる所の浄水場では、フッ素の検出量と対策方法を掲載していました!

 

水道水を直飲みしない方がいい都道府県一覧もネットにありました。

その反対に、水道水の美味しい都道府県一覧もありました。

 

 

水のフッ素は取り除けるの?

私が調べたいくつかの浄水場での、フッ素除去の取り組み方法や、その資材を作っている会社のホームページを見てみた所、一番活用されていたのは活性炭でした。

 

活性炭と言っても、工業用品レベルの超高品質のとてつもない活性炭で、個人で所有するのは到底無理な代物です。

 

でも、活性炭の能力を調べていくにつれ、自宅でもそれなりにフッ素除去が出来るのではないのかという持論に至りました。

 

わが家のフッ素対策

もっとも参考にさせて頂いたホームページはこちらです。

 

 

 

わが家はコスパも優先してこの方法に辿り着きました(*^^*)

 

①出来るだけ粒の大きい活性炭を用意

 

サイズ感を調べる為に何社か取り寄せました。

でも、いずれもキッチンで使うザルの目をすり抜けるものばかり。

そんな中、なんとか粒が大きめの物が多く入っている活性炭に辿り着きました。

 

水洗い不要ですぐに使える便利な活性炭です。

品質試験成績表が付いています。

福岡県産活性炭との事ですが、原材料のヤシ殻は輸入品のようです。

海外製の活性炭だと、輸入経路上で色々吸着してしまって入国してきそうなので、国産なのはよいですね。

 

 

②活性炭を入れるザル

 

参考ホームページの様に、お鍋にザルを入れて活性炭受けに。

取っ手付きザルだと便利ですが、フタが閉まらなくなるなら△

 

私はホームセンターで、鍋とザルを手にして、サイズ合わせをしてきました゚(*ˊᵕˋ*)

 

 

 

③水を入れる容器

 

フッ素を除去するための道具なのでフッ素加工品はもってのほかです!

ステンレス、ガラス、ホーローなどから選ぶのがおすすめです。

私はホーロー、ガラス、プラスチックで試しました。

①ミニザルと水を入れてフタが出来るので○

冷蔵庫に入りやすいサイズ。

見た目もかわいいホーロー鍋♪

でも水量が少ないので一日に何度も水を足さなければならない△

 

②ザルを用意しなくよいので◎

見た目もスッキリで片手で持てる太さが◎のピッチャー

 

コーヒー用は茶漉しが短いのでダメ×

投入する活性炭量が少なくなってしまう

もし水が下の方にしか入っていなかったら活性炭が届きません

 

プラスチックの溶解成分も気になるところですが、熱いものは入れないので良しとし使用しています

 

使用方法・お手入れ

水を欠かさない

水を使ったらすぐに水を足す

活性炭が常に水に浸っている状態をキープ

 

2週間に1度煮沸

活性炭の煮沸(鍋で沸騰した水で10分煮る)

※活性炭の本当の煮沸は自宅コンロの火力では不可能です

※気持ちの問題程度

※そのまま冷めるまで浸けておくそうです

※でも取り除いた成分が孔に再付着しそうなので私は取り出して浄水器の流水にさらして冷ましています

 

2ヶ月に1度塩素検査

煮沸をしていても、活性炭が完全にリセットされているわけではないので、孔が詰まって機能を果たさなくなります。一番わかりやすいのが、塩素除去能力の低下でしょうか。

試薬を垂らすだけで確認が出来ます。

 

 

おわりに*ブリタなどの卓上浄水器は?

ブリタの浄水ポットは、PFOS及びPFOAを80%以上除去できることが確認できているとの事です。

※下記商品説明文より

 

本体4000円、カートリッジは毎月交換で1回3000円ぐらい。

大きさや予算に納得できれば、さっと取り組めるフッ素除去方法だと思います。

 

 

 

毎日飲むお水の為に、作業の負担にならないずにフッ素除去に取り組む参考になれましたら嬉しいです☆彡

 

 

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